うっかりミス

自動車の運転がよく引き合いに出されているように勝手に感じているのだが、物事はやはり慣れてきた時にうっかりなミスをしやすいもの。覚えたての頃なら気をつけていたはずのことを、ちょっと確認を忘れていたためにできたつもりになっていて、後になって「まさかそんなところに」というような抜けがあったりする。私も今日、コーディングでそんなミスをしてしまったところであった。

１年半前から見習いとしてずっと開発に携わっていたWebサービスがつい昨日リリースされた。けれどもこれはスタートラインで、「他人に見せてもなんとかなる」というレベルであり、改善点はいくらでも出てくるものである。特に最近は、プロジェクト内のあちこちに潜在するバグとの戦いである。バグの解消は抜け目なく。解消できたつもりになっても、少し前の気持ちに戻ってプロジェクトの隅々を突くようにしていければと思う。

大学の学園祭が近い。明日になれば学内にあるベンチやら自転車やらが一斉に捌けると思うと、やはり二、三年前に捌ける側で活動していた頃を思い出してしみじみとする。研究室でも自身の研究に関する特大ポスターを作成した。いよいよだな、という気分である。