輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

関門を一つくぐり抜けた

まどろみの中で「見終わったよ」という声が聞こえてきた。ハッと気づいて、その声の元へ向かった。

ここで「見終わった」というのは私の卒論の第1稿の事である。そう、私は夕べ勢いに任せてなんとか第1稿を練り上げ、担当教員に添削をお願いしたのだ。一睡もせずにディスプレイと向き合ってひたすら作図を続けていた。完全な1徹をしてしまった。今日は流石にもう動けない。

先生の目にはごまかしは効かない。私が序論を一番最後に書いた事がバレバレであった。途中はしっかり書けてたとお褒めを頂けたが、最初のところだけやたら口語的な文が増えてて、あたかも詩を読んでいるかのようだったらしい。いずれにせよ、思っていたほどチェックを入れられなかったので、修正は十分余裕を持って取りかかれそうだ。

明日は発表用の予稿の作成が控える。身体を立て直して、気合を入れて頑張らなくては。