輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

修論発表を見てきた

今日は修士論文発表があった。見たのは所属研究室の先輩の発表とあと数人程度なのだが・・・

修士の発表は9月の中間発表の時にも聴いている。発表のスタイルは基本的にその時と変わらず、スライドを使って10分で研究内容を説明し、質疑応答に答えるというものであった。質疑応答は大学の教員によって行われるのだが、半年前に比べて質問が明らかに鋭い。中にはしっかりと予稿を読んでから参加した教員もいたのであろう。所属研究室の先輩は問題なかったが、その次の発表者は手厳しいコメントをぶつけられていた。

発表の最中、百ページを超えるか超えないかの分厚さの論文を数人の教員らが回覧しているのを一番後ろの座席から確認していた。しかし、一人一人が目を通していた時間は平均30秒程度。執筆だけで1ヶ月くらいの時間を取られてしまうような論文を、パラパラ〜っと流し読みをされているのを見ていて、ちょっと虚しさを感じてしまった。あれで本当に頑張りは報われるのだろうか・・・もっとも、百ページあるかないかの長い書物をじっくりとも読んでいられない気持ちはわかるのだけれど。

 

自身の発表も3日後に控えた。タイムテーブルも確定し、いよいよ卒論関連は最終章に突入といったところだ。