輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

Pythonはじめました

Pythonに触れ始めたのはIoTでビッグデータディープラーニングしたいから、というわけではなく(ディープラーニングも最近は興味津々なのだが)、大学院の講義の課題を解くことが最大の理由である。

与えられている課題は、簡単には多次元の信号処理に関する問題を解くものなのだが、このシミュレーションを行うためのプログラムの言語は特に指定されていない。私の普段使いの言語はCとRubyなのだが、「多次元」である以上やや規模の大きい行列演算が現れるため、静的型付けのCでは色々頭を悩ませる要素が出てきて余計な時間がかかっちゃうし、Rubyでは最近はマシになってきているとはいえやはり速度が心配。
一方、PythonにはNumPyという数学計算用の拡張モジュールが存在する。行列演算を行うにあたって、NumPyのモジュールをうまく利用すると場合によってはCよりも高速に動作するらしい。これは使わない手はないだろう。ちょうど新しい言語を習得したいと考えていたところだったので一石二鳥だ。時間がたっぷり余っているこの時期にと、ネットサーフィンをしながらひたすら情報収拾を行いながら課題に取り組んでいる最中である。

Cだったらポインタやら領域確保やらfor文やらでやたらと手数のかかる行列成分の代入すら、Pythonは1行でやり遂げてしまった。map関数すごい。そしてPythonは書いていて楽しいのだ。これはRubyを勉強し始めた頃と感覚が似ている気がする。課題を解く方もうんうん考えるうちに少しずつ理解が進んできているから、明日に完成できたらうれしいな。