輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

青空が愛しい日々

暖かい日が続くようになった。流石に夜になってしまうとまだ肌寒いけれど、昼間の陽射しはとても気持ちが良い。気がつけば春になってしまいそうだ。

研究室に所属してからというもの、だいたいの作業を研究室で済ませるようになっている。というのも、寮は部屋が狭いためデスクも小さめで、コンピュータのディスプレイを置くだけで半分を占めてしまうほどなのだ。そんなわけで、物を広げての作業が満足に行えず、成り行きで研究室まで来てしまうという状態になっている。また、すぐそばにベッドがあるため、眠気を感じるたびに寝落ちしてしまいかねないという問題もある。ちなみに研究室に入るまでは実家から通学していたわけだが、この時は大学の図書館にある空いているデスクを使い、閉館まで入り浸って課題をこなしていた。実家には勉強机もあるのだが、講義終了後に帰宅しようとすると夕ラッシュにぶつかるのが億劫だったり、やはり家に帰ったら帰ったで寝てしまうという理由もあったからだ。それももう1年も前の話になってしまったのだが。

研究室はコンピュータの配置の関係上、太陽光の反射で温度が上がってしまうのを防ぐために遮光カーテンで窓を閉め切られている。そのため、電気をつけないと真っ暗で、普段は昼夜を問わず夜のような雰囲気になっている。朝から晩まで長く入り浸っていると、研究室を出ない限り外の風景を見なくなってしまうこともあり、最近は昼間の何気ない青空を見るだけで感銘してしまうようになった気がする。今日も、ただの日常の風景を写真に収めてしまったのであった。