輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

Quick, Draw!で暇つぶし

quickdraw.withgoogle.com

昨晩のTwitterで彗星の如くトレンドに現れた「Quick, Draw!」。Googleが持つ膨大なデータセットをもとに、20秒の制限時間内に示されたお題の絵を描いてAIに認識させるという、機械学習の分野の応用例を示す題材として典型的なゲームである。習うより慣れろということで、とりあえず1度プレイしてみてほしい。結構ハマるものである。

 

20秒という短い制限時間では、よっぽどセンスがない限りは納得のいく絵を描くのは難しいと思われる。結果的に、このゲームで描かれる絵は落書き同然のものとなるだろう。しかし、そんな落書きをこのAIは当ててしまうというのだから凄いものである。機械学習が画像の入力に強いということは私も承知の上であったが、実際にプレイしてみるとこんな下手くそな絵も認識するのかと戸惑い気味になった。

一方で、「これは人間なら絶対わかるだろう」と意気込んで描いた落書きに対して、制限時間内に答えを出してくれないというケースも何度かあった。Quick, Draw!では1セットあたり6つのお題が出される。これを数セットトライしてみたものの、私がプレイしたうちでは完答したセットが無かった(私の絵心が無いだけかもしれないが)。我々人間からすれば意外に感じることかもしれないが、これはあくまで私たちが経験に基づいてその絵を与えられていたお題として知っていたからであって、AIがそのような経験を積んでいなかっただけと解釈するべきであるだろう。純粋な科学者に対して文学を問うようなことだと思えば良く、科学者に文学を教えていけば(科学者が頑固でなければの話だが)だんだんと答えを返すことができるようになる、ということである。
ちなみに、Quick, Draw!で描いた絵はデータセットの一部となり、AIはユーザーに描かれた絵をもとに更に経験を積むようだ。数週間後にもう一度プレイしてみれば、もしかしたら以前は認識してくれなかった絵を認識してくれるかもしれない。

 

今日は私の大学で学域新入生の合格発表があった。私も一応は「新入生」ではあるのだが、こちらから会いに行かない限り、学域新入生との交流は無さそうである。このブログでもお役立ち情報とかを残していけないだろうか・・・。

学域の新入生の皆さん、合格おめでとうございます。