北海道1日目:乗り物を乗り回す

待ちに待った学園祭委員OBでの卒業旅行in北海道。朝6時に起床したかと思えば、宿泊先のホテルに戻ってきたのはつい1時間ほど前で、今日はもうヘロヘロである。1日目からずいぶんと濃密なスケジュールになった。

1日目は東京からの移動から。札幌の玄関口・新千歳空港に到着して以降は自由行動。今日は特に何のツアープランがある訳でもなく、どのように過ごすかは各自任せという事になっていた。しかしながら案の定というか、具体的に計画を考えていたメンバーは私も含めていなかったようだった。結局、新札幌の宿泊地に着いてから、休憩がてら「札幌の観光名所トップ○○」といった旨のサイトを舐め回してみることに。明日と明後日はしっかりと予定が入っているため、私としては今日のうちに札幌の市街地を見渡しておきたかったのだ。

結果、そして午後4時前に出て、午後9〜10時くらいに戻ってこれる札幌市街地巡りというルートを練ることにした。藻岩山からの夜景を見てからの大通りぶらぶらというプランを立て、市営地下鉄東西線新さっぽろ駅を出発した。

地下鉄で大通駅まで出て、今度は市電で藻岩山のロープウェイの前まで向かった。れっきとした路面電車に乗ったのはこれが初めてだった。昔懐かしさを漂わせる走行音が心地よかった。藻岩山の麓からはロープウェイ、ケーブルカーを経て、山の山頂へ。それにしても電車、飛行機、地下鉄、路面電車、ロープウェイ、ケーブルカーと1日にどうしてそんなに乗り物に乗ったんだか………

ちょうど藻岩山に着く頃には午後6時を迎え、夜景の見える時間帯に入った。山頂に到着早速私は一眼レフを取り出し、凍えるような寒さを気にせずに撮りまくった。

夜景はずいぶんしっかりと写った。初めてにしてはなかなかの出来だったようにも思える。iPhoneで撮るのはもはや不可能だったような画を得ることができて、その時は寒さも気にせずひたすら興奮してしまった。

ひと通り夜景の撮影が満足してからは麓に戻り、市電に乗ってすすきの・大通の方へ戻った。ここ一帯は北海道で最大の市街地で、有名な観光名所が横道を逸れるたびに見えてくる。時計塔、旧道庁、さっぽろテレビ塔などなど、すでに営業時間は終了しているものも多かったが、ライトアップがなされていて、煌びやかな風景に溢れていた。札幌は夜景がひたすらにすばらしい！

そして北海道といえばグルメ。空港に降り立って海鮮釜めしをいただき、夕飯はラーメンの上に豚カツが乗った「パーコー麺」。

ただのラーメンだと思いきや、本州で食べるラーメンとはまったく次元の違うレベルでうまい。訳が分からないがびっくりするほど違うのだ。北海道出身の後輩には、その他のラーメンもオススメされており、明日にどちらか行けないだろうか…と模索中である。

弾丸ツアーとなった1日目だったが、その割には随分と充実した行程を楽しめた。今夜は何も考えずゆっくりと寝れそうだ。