新年度が始まる

今年は4月1日が日曜日にあったため、おそらくは今日が入社式が行われるピークだろう。この時期の首都圏は、都内での電車通勤に慣れていない新社会人も電車に乗り始める時期でもあり、電車内の混雑が予想される。そんな今日も、私は仕事で渋谷に出かけていた。私の出社は今日はオフピークだったので、それほどひどい朝ラッシュに巻き込まれるということはなかったのだが、むしろ帰りの方がひどかった。仕事帰りの19時前、乗り換え先の明大前でとっさに目の前の電車に乗ろうとしたところ、いつものようにドア前の客を押し込むことができず、なんとか乗車はしたものの調布に着くまでは体を曲げることすらできない状態になってしまった。同じ春休み期間である数日前とは明らかに違うレベルの混雑。通勤時がそこまで酷くなかっただけに油断していた。
しばらくはもう少し余裕を持って電車を選ぼうか・・・と言っても、これから私も講義が始まるのでその時間帯の電車に乗るのはまたしばらく先になるのだろうが。

仕事のお昼休憩どきのこと。社長曰く、社会人になってからは「自身の成長度合い」が不明瞭になるという。営業成績や売り上げのような、個人のステータスと必ずしも結びつかない成績は数値となって現れることはあるが、自分自身の成長の度合いは大学生に学年が存在するのと比べれば測りにくい指標になるというのだ。

大学院にも学年はあるけれど、学部生の頃と比べると受ける講義にも自由があり、そして周りは優秀な人間ばかり。おそらく、これまでのように周囲との比較をするだけでは成長度合いは測れなくなるだろう。
社会人に移行する前の贅沢な2年間に、「圧倒的成長」を感じられるようになるだろうか？新年度、また一つ上のステージに進むことになる。