輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

先行研究の存在が及ぼす焦燥感

掃除をして部屋の状態が気掛かりにならなくなったところで、今日は研究室に入り浸っていた。6月に入ってからは、土曜日以外の週6で研究室にやってくるというサイクルが続いている。講義が多い平日はほぼ夕方しか自由時間がないのであまり大したことができない。かと言って日曜日はどちらかと言えば研究以外にやる事もないので、週報を書くついでに来るということが多い。もっとも、輪講や他の予定も押し寄せているので暇というわけでもないのだが。

そんなわけで、今日は7月初めの輪講に向けてじっくりと論文を読んでまとめていた。こうやって腰を据えて読む時間があるのは久々だったかもしれない。読み進めてみるうちに、今回選んだのは自身の研究テーマをひっくり返しかねない話題であることに気づいてしまい、やや焦りながら読み進めていた。しかもなぜか読みやすく、これまでにないスピードで読解が進んで、数時間の間に半分ほど読み進み終わった。読みながら、視点の切り替えを意識させられていた。具体的には自身の研究が一体どう役立つか、というところだ。どちらかと言えば真理の追求に当たる研究テーマなのであまり意識しなかったのだが、同じような先行研究が現れるたびに敗北感を感じてしまい、別の切り口を考えなくてはという焦燥感に囚われる。

思案が重ねる。気づけば1日が終わる。明日は暑いらしい、梅雨明けもすぐだろうか?