輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

数十年前の夏と現代の夏と

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一足早く訪れた猛暑。一般的な終業式まではあと数日だが、夏休みを目前にして、全国の小学生・中学生が生と死の境をくぐらされている。今年も、熱中症がまた若い命を奪ってしまった。

思えば小学生・中学生時代は、授業中はロクに水分をとることも許されないような環境であった。私が中学生だった頃までは扇風機は導入されてもエアコンは設置されなかったので、教室の中でも汗びっしょりな状態で板書をとっていたように思う。中学時代、夏の唯一の憩いの場は冷房の効いた音楽室だった。吹奏楽部だったので部活での合奏時は涼しい環境にいられたし、もちろん水分もとることもOK。当時を振り返ってみると、自身は恵まれた環境だったのではないだろうか。もっとも、生まれつき暑がりで運動音痴な私が運動部を選ぶはずがなかったので、これは必然だったのかもしれないが。音楽をやらせていた親に微妙に感謝。

しかしながら、平均気温の推移から見ても、十年前、うん十年前は大丈夫だったから、などとは言えない時代。予算の問題が、体の成長が、などとは言う意見があるものの、投資によって救われる命もあり、副次的ではあるが学習環境の改善が学業成績にも影響することが実験的にも立証されている。将来への投資として、小中学校へ空調の設置が前向きに検討される日はいつになるだろうか。