輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

ドビュッシー

先日の雨もどこ吹く風といったように、見事な晴れ間が広がった。朝、突然目覚めて少しだけ外に出てみるも、昨夜は「ポプテピピック」の最終回を見て夜更かししてしまったことで眠気がすぐ戻ってきて、結果二度寝してしまった。そんなわけで、またも1日中ゴロゴロしてしまった。こんなにも外に出る気持ちが失せてしまうのは何故なのだろうか、部屋を見渡すと周りには散らかった書類と衣服の山。そういえば、旅行、帰省の前から掃除を全くしていなかったのだった。渋々部屋の片付けを始めるも、どこか雰囲気に欠ける。何か聴きながらにしようか、そう思いながら今日の日付を振り返ってみる。
3月25日。そうだ、今年2018年の本日は、ドビュッシーの没後100周年。おなじみ「月の光」でも有名な、フランスの作曲家の一人、クロード・A・ドビュッシー。大学のピアノサークルには自他共に認めるほどのドビュッシーオタクな後輩がいて、ちょうど命日の話を程なく前に聞いたばかりであった。彼によれば、ドビュッシーの魅力を感じるためにはどちらかといえば後年の作品をじっくりと聴くのが良いとの事だった。手始めに「前奏曲集」をかけながら、部屋の掃除を続けることに。
クラシックのレパートリーがロマン派に偏重しがちな私にとって、いわゆるクラシックながらももう少しだけ近代的な響きを感じさせるドビュッシーの作品は新鮮さを与えてくれる。今日もまた、ピアノを弾きたい欲が高まってしまった。