輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

らいさま

前期の講義や輪講が落ち着いたところで、ようやく研究に関して方向性を考える時間が出てきた。明日の週報で伝えるには間に合わなさそうだが、来週1週間は少し落ち着いて考える時間になりそうだ。何となく溜め込んでいた緊張感をホッと下ろせる瞬間。来週は地元の花火でも見ようと、少しばかり実家に戻る予定だ。東京と、地元の栃木とでは、1~2度程度の差ではあるが栃木の方が涼しい。電車通学をしていた時代の冬は、時間の経過と場所の移動が相まって、大学を出る時と実家に着く時の気温が5℃近く違っていたのも思い出話である。

夏の気候で決定的に違うのは、雷の頻度である。栃木は雷様(らいさま)の通り道、雷銀座と言われるほどの雷に見舞われる地域。日光や那須連山などの周辺の地形に伴って上昇気流が発生して放電が起こりやすくなっており、ライラック色の稲光が目の前の空を迸るのは夏の風物詩の一つである。大学にいる時間帯は、ゲリラ豪雨は遭っても雷雨に遭うことはほとんどなかったが、その間に実家の方は雷が轟音を響かせていたいうことがしばしばあった。こちらの方では雷が珍しいらしい。今年は猛暑がすごいけれど、東京に居て落雷が発生したと言う話は未だに聞かないな。