輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

記憶力と音楽

今日もまた、すぐ終わるだろうと思っていた講義の課題レポートを終わらせるのに2時間以上かかってしまった。記憶違いでなければ2講義回ほど前に扱った内容だったのだが、簡単そうに見えて一筋縄ではいかなかった。というか、2週間の間に内容がポロっと抜け落ちていた。このくらい時間をかけて課題をやれば流石に頭にも入ってくるが、やろうと思っていた研究が進まない。思ったようには進捗が得られない。

小学校の頃は天才的な記憶力とか言ってもてはやされたこともあった私だが、それはもう昔の話で、最近はどんどん物覚えが悪くなっているように思う。とりわけ、短期記憶力がかなり弱ってきている。とはいえ生活に支障をきたすほどではないので、単に記憶力のピークを迎えてしまっただけなのだろうが、少し前なら頭に入っていたはずのことを思い出せなくなっているのはかなりもどかしく思う。
音楽はボケ防止に効くという話を聞いたことがある。特にピアノという楽器は両手を使い、しかも単音楽器に比べて単位時間あたりで大量の音を処理することになるため、脳にも強く作用する特徴を持つという。
しばしば「ピアノを習っていた人間は頭が良いという説」が呈されているのを見かけるが、その際に「楽器を習わせるほどの金銭的余裕が家庭にあり、学問にもお金をかけられていた」という理論と「ピアノの練習により脳内が刺激されて頭が発達したという科学的根拠がある」という理論がぶつかっているのを見かける。前者は確からしいといえばそうかもしれないとは思うものの、私としては後者も要因としては十分考えられるのではないかと見ている。
今日から早速、次回の演奏会に向けての譜読みを始めてみた。今度こそは割と早く読み終わりそうな予感。何曲かさらってみようかな。