輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

自身の研究に押し寄せる機械学習のブーム

先週は研究に没頭できない時間が続いてしまい、その反動を今週の担当輪講という形で食らっている。英語の論文の紹介を予定しているも、Google先生による翻訳に頼らざるを得ない状況になってきた。幸い、用意した論文の内容は明快で分かりやすく、明日には翻訳作業は終わりそうだ。

Google翻訳の実力はここ1、2年で大きく変わった。「存じ上げません」を「Zonjiage Not」などと翻訳していたのも今は昔。ニューラルネットワークを用いた手法によって人間らしい翻訳が可能になり、文法の整った文章は驚くほど高精度に訳してくれる。流石にそのまま用いるのはいろいろと問題があるが、翻訳された文章を解釈する作業は以前に比べると圧倒的に簡単になった。この作業自体にもニューラルネットワークが介在してくれると助かるんだけどなあ、と横着なことを考えてみる。

ディープラーニング機械学習の分野は興味があるも、メインの研究と並行して勉強・研究していくとなるとどちらも中途半端になってしまうのではないかと思い、現状はなかなかさわれていない。しかしながら、ここ最近は、メインの研究と関わりの深い概念にも機械学習を取り入れるというブームが到来しており、おそらくあと数年もしないうちに関わらざるを得ない状況になるのではないかと感じている。事実、ここ最近の論文を探す段階で「Deep Neural Network」やら「Machine Learning」といったキーワードが頻出しているのだ。私が現在の分野の技術者として生き残るためには多分避けては通れないだろう。勉強できる環境は十分に揃っている。できるだけ早い段階から独学で勉強を始める必要がありそうだ。