輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

自分を録る

大学の講義で、自身の研究概要について紹介する風景を録画してもらい、それを見て自身のウィークポイントを分析するというワークショップを行った。
自身の言動や仕草を客観的に捉えるのは、自分自身の力だけでは結構難しい。しかし現代にはスマートフォンという便利な道具があり、自分自身の様子を録画することで、ある程度自身の特徴を掴めるのである。自分自身が話をしている風景を、自分が話している時に分析できたら良いのだが、実際は話すのに夢中になってしまうので無理な話である。

自分自身の発表風景を見返すという行為は、どうも気恥ずかしいことに思ってしまうかもしれない。初めのうちは私も感じていた。ただ、私はピアノの練習などで演奏のミスしやすい箇所や完成度を分析するためにICレコーダーで録音をすることがよくある。思えば、根本的な目的は演奏を録音することと対して変わらないことなのではないだろうか。そう思ううちに、徐々に自分自身の話に向き合うことができるようになった。

さて、録画した自分の紹介風景を観察すると、視点が動きがちなようだ。あと、無駄にろくろを回している。これらの事実は喋っている側からすると気づきにくい。面接などのシーンに向けても有効な分析方法らしいので、恥ずかしがらず積極的に自身を観察していきたいところだ。