緊急地震速報に起こされて始まる一日
昨日は朝から晩まで予定づくしになり、ボードゲームの新年会も日付が変わるくらいまで続き、家に帰ってきた頃にはだいぶくたびれていた。本当なら9時ぐらいに目覚めようかと思っていたのだが、やっぱり本日も二度寝。相変わらず朝がだらしない私に対して、今日は思いもしない第二のアラームが鳴った。
耳元のスマートフォンから、けたたましい警報音とともに繰り返される「地震です」。寝ぼけ眼の自分は机の下に・・・ではなく、布団をかぶることくらいしかできなかった。本当に意味がある行為だったのだろうか。しかしながら、この騒動で体が完全に目覚めてしまった。一瞬、アラームを毎日緊急地震速報にしようか、なども考えたが、毎朝これほど過大なストレスによって目覚めるのは最悪だろう。即、却下だ。
【震度速報 2018年1月5日 11:04】
— 特務機関NERV (@UN_NERV) 2018年1月5日
5日11時02分頃、地震がありました。震度3以上を観測した地域は次の画像のとおりです。https://t.co/klZFCC119w
今後の情報に注意してください。
速報から1分布団に潜り続けたものの、東京では揺れなど全く感じなかったため、誤報だろうかと思い、布団から這い上がってTwitterを見る。どうやら、地震速報レベルの地震が富山・茨城という離れた2箇所でほぼ同時に発生していたらしい。具体的には、富山県西部で地震が発生し、それに続いてわずか3秒後、茨城県南部でやや大きめの地震が発生。誤報、というよりは主に初期微動の検知を用いる緊急地震速報の仕様に引っかかり、異なる震源が存在している地震を一つの地震に捉え、2震源の中間にある関東一帯までも大揺れするという予測をしてしまったようだ。このように発令されてしまっては心臓に悪いという批評の声もあるが、実際に地震は発生しているため、これくらいは許さないと本当に地震があった時に発令されない可能性もあるのでは、と考える。
しばらくぼけっと家で過ごした後、新年最初の研究室へ。コンピュータを立ち上げるもOSが立ち上がらない。まさかデータが吹っ飛んだか、と少し焦ったが、ディスクレスブートで動作している環境がネットワークの不調によって起動しないというものだったようだ。また一つ賢くなったような気はするが、研究室へ来るなりいきなり士気がガタ落ちしてしまった。今日は何時まで作業しようか。