掃除をするのは友人を呼ぶ時と帰省をする時

ゴールデンウィークも後半戦、というが個人的には今日からがゴールデンウィークという感じである。4連休は悠々と実家にこもる事を予定していて、先ほど東京を発った所である。

本当であれば、昨日の仕事帰りに直接実家へ帰ってしまいたかった。というのも、渋谷から地元へ向かった方が近い上、電車を選べば乗り換えもせずに帰る事ができるからだ。しかし、3連休中は家でぼけっとしすぎて、1日と2日も講義やら仕事やらで帰る準備も整っていない状態であり、そちらは諦めざるを得なかったのだった。

家を出る前には、部屋の片付けを入念に行った。出しそびれていたゴミ袋を収集場へ持っていき、埃っぽくなっていたカーペットのゴミを取り、トイレの掃除まで行っておいた。次に帰ってきた時のことを考えると、どうしても綺麗な状態に立ち会える事に拘ってしまい、結局毎回帰省をするときは掃除を済ませてから家を出ている。せっせと部屋中を動き回りながら掃除をしていたのだが、それだけで汗ばみを感じた。室温は26.5℃。そんなに暑い事もないように思うのだが、すでに湿気からは逃れられない気候になってきているようだ。

気づけば車窓から見える景色が一気にのどかになっていた。到着まではあと30分。前回の帰省から2ヶ月も経っていないが、毎日電車に乗る生活を離れてしまうと、こんなに長かったのかとしみじみ思う。