輝き ~ 脱・三日坊主計画

要約だよ人生は

有意義

なんとなく「良い」「プラスな感じ」という安易な気分で、「有意義」という言葉を使用する癖がある。漢字自体が意味をなしているように思えるが、はたして「有意義」って何だろうか。辞書によれば、

ゆう いぎ いう- [3] 【有意義】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ
意義のあること。意味・価値のあること。また、そのさま。 ↔ 無意義 「 -な仕事」 「 -な夏休み」 「時間を-に過ごす」

有意義とは - Weblio辞書

 

だそうだ。なるほど価値のあること、か。思っていた通りではあったかな。

なぜ私が無意識に「有意義」という言葉を使ってしまうのか。おそらくそれは私が小学生だった頃、夏休みに入る時の終業式で毎年のように教務主任だったかなんだったかの偉いほうの教師が壇上で「4X日間、有意義な夏休みになるように過ごしましょう。」という結びでスピーチを締めていたからだと考えている。教師の肩書きはあんまり思い出せないのに、この「有意義」という言葉だけがやけに記憶に残っていたのだ。

大学に入学してから「有意義」な夏休みを過ごせてきたかと聞かれると、実は自信を持って言えない。特に前半の2年間は学期中は忙しくて働けないことを理由に短期バイトでほとんどを埋めちゃったりして、今となっては「あの期間でやれることはいっぱいあったのになあ・・・」と結構後悔していたりもする。もちろん、楽しいこともあったけれど。

もう4年目の夏休みも終わってしまったが、私は大学院進学予定ということで、学生としての夏休みはあと2回残している。特に研究室にいながらも研究からいちばん遠ざかることになる来年は「有意義」な夏休みを過ごすための絶好の機会になるだろう。もちろん夏休みに限らず、毎日毎日に価値を見出せるようにやっていければと思う。

そうそう、本日は下級生の卒業研究配属に関する懇親会があった。どんなメンバーが後輩になるのか、今から楽しみだ。彼らが「有意義」に懇親会を過ごせたことに期待したい。